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【宇都宮市】LAZARE DIAMOND 世界で最も美しいダイヤモンド
THE
LEGEND
DIAMOND
Lazare Kaplan’sStory
【The world’s Most Beautiful diamond】
皆様はこの言葉を聞いたことがありますか?
世界三大カッターズブランドの一つでもある、ラザールダイヤモンド。
「カッター」とは、ダイヤモンドを研磨する研磨士のこと。
自社カッターによってカットされたダイヤモンドを提供するブランドを
カッターズブランドと呼びます。カッターズブランドの中でも世界三大と呼ばれるブランドが3つあります。
その中の一つである、ラザールダイヤモンドのお話をしたいと思います。
世界で最も美しいダイヤモンド、それはたった一人の男の情熱からうまれました。
彼の名前は、 ラザールキャプラン
今日では良く知られる”アイディアルメイク”という理想的なカッティングを実践し世界のカッターや名だたるジュエラーから
世界最高峰の輝き” The World’s Most Beautiful Diamondo®”と惜しみい賞賛を受けています。
またダイヤモンドの世界品質基準「4C」についてもカットの重要性を説き、
基準の一つとしてカットを加えたのもラザール・キャプランの偉業のひとつ。
まさにラザールキャプランの人生はダイヤモンドの歴史といっても過言ではありません。
キャプランはダイヤモンドにささげた一生を辿ります。
ラザールキャプランは1883年7月17日ロシアの村に生を受けました。
まだ幼いころ10人の兄弟のうち8人の兄弟を疫病で亡くしてしまします。
残された家族はベルギーのアントワープに移住します。
アントワープは15世紀からダイヤモンド産業の中心で研磨技術も世界最高峰。
その技術の高さはフランス王フランソワ1世がパリの職人ではなくアントワープの研磨工に依頼したほどです。
ラザールキャプランはそこでダイヤモンド研磨の技術を学ぶのです。
まだティーンエイジャーだった彼はととびぬけた才能を示しました。
それもそのはず、曾祖父や祖父は宝石職人、父は時計職人であり、その才能は家族譲りでした。
また、ラザールキャプランの従兄弟は「アイディアルメイク」として知られる
ダイヤモンドが最高の輝きを放つプロポーションを数的に証明した
マルセル・トルコフスキ-だったのです。
1919年 数学者で従兄弟のマルセル・トルコフスキースキーが発表したダイヤモンドの理想な輝きついての論文
「DIAMOND DESIGI」
ベルギーの数学者のマルセル・トルコフスキ―が唱えた58面体理論の論文(1988-1991)
ダイヤモンドの反射、屈折率等の光科学的特性を計算し、
ダイヤモンドが最も美しく輝く理論を発表しました。この論文が
「IDEAL MAKE」
の原点になりました。
ラザールキャプランはアイディアルメイクの重要性について、次の言葉を残しています。
「もし、大きさや重さを重視して原石をカットすればダイヤモンドの構造日やガラスのような輝きが得れるだけです、適切な比率のもとにカットされたもものだけが、ダイヤモンド本来の美しさを見せることができるのです。」と・・・。
1929年世界恐怖後、
ラザール・キャプランのダイヤモンド・カッターとしての優れた能力は次第に広く知られるようになります。
ある時、宝石商として有名な ハリー・ウィストンが726カラットもあるダイヤモンド原石「ヨンカーダイヤモンド」手に入れます。ハリー・ウィストンはこのダイヤモンドのカッティングをラザール・キャプランに任せることにしたのです。なぜ、ラザール・キャプランに任せることにしたのか、それはなじみのカッターたちのカッティング方法と、ラザールキャプランのカッティング方法が全く異なっていたからでした。
このダイヤモンドをカットする際に起きたミスについては一切保証しないという結論を下されたラザールキャプランは、
決してミスの許されないプレッシャーに押しつぶされそうになりました。
ヨンダーダイヤモンドはこれまで発見された原石としては世界でなんと2番目の大きさを持つ非常に貴重なものだったのです。
アメリカに送られたダイヤモンドとしては最大であったことから、緊張感は最高潮に達しました。
ラザール・キャプランは1年の年月をかけて、ヨンカーダイヤモンドを調査し、カッティングのための様々な専用の道具開発し準備を整え「完璧な失敗か、完璧な成功か、その一打にかかっていた」と当時を振り返っています。
そして彼は見事にダイヤモンドのカッティングに成功!誰もが失敗を信じて疑わなかったこの偉業によってこれまでの人生で経験がないほどの名声を得ることになったのです。
GIAの設立によって現在国際的に求められているダイヤモンドグレーティングとその品質表示方法として用いられている「4c」の基礎を作ったのがラザール・キャプランです。
カラーグレーティングに使われる最初のマスターストーンにラザールキャプラン社のダイヤモンドが採用されました。これら多大なる貢献からキャプランはGIAの名誉副会長に任命されました。ラザール・キャプランが世界中の名門ジュエラーからの厚い信頼を得ている理由なのです。
理想的なカットの輝き
ブライトネス・ファイアー・スパークル
輝きの3要素のバランスが良く合わさると、ダイヤモンドだけが持つ理想の輝きを放つのです。
アイディアルメイクはGIA基準のカット最高評価「EXCELLENT」の範囲より狭い基準値です。
ラザール・キャプランは・1982年に世界で初めてダイヤモンドのガードルの部分に肉眼では見えない微細な刻印をダイヤモンドに施す技術を開発しました。これはダイヤモンドの煌めきに影響を与えないレーサーによる刻印方法です。
なぜラザールダイヤモンドにはマイクロID刻印が施されているのか
0.18ct以上のラウンドブリリアントカットのラザールダイヤモンドのガードル部分にはミクロの識別刻印がされてあります。
リングやペンダントの枠から外しても不変のマイクロID番号でブランドの品質が証明され、お客様の所有の証明となり、又もし鑑定書を紛失しても時がたっても、お客様のグレードもわかり、アフターサービスを受ける時も安心です。
1世紀を経てなお、輝きを失わないダイヤモンドのように。世界展開のラザール・キャプランインターナショナル。
ラザールダイヤモンドは今もなお、ダイヤモンドカッターズブランドとしての誇りを守り続けています。